理事長あいさつ
公益財団法人福島県臓器移植推進財団は、平成24年に財団法人福島県腎臓協会と財団法人福島県アイバンクが合併して財団法人福島県臓器移植推進財団に改称され、平成26年4月1日に公益財団法人へ移行しました。
当財団は、県民の皆さまがいのちをつなぐ臓器移植についての相談できる窓口や、臓器提供したい方と臓器の移植を考えている方の橋渡しの役割を担っており、臓器提供施設の院内体制整備はもとより、各種イベント、院内コーディネーター研修会、目の愛護デー講演会などを通じて、医療関係者、県民の皆様に対して臓器移植についての理解と普及啓発を行ってまいりました。臓器提供には脳死下提供と心停止後提供があり、昨年度は全国で94件の脳死下提供が行われました。また、角膜提供は年齢の上限がなく、亡くなられた後に医療機関以外の場所でのご提供が可能であり、本県では8名の方から御提供いただきました。
重い病気などにより臓器等の機能が低下した方に、他者の健康な臓器等を移植して機能を回復させる移植医療は大変重要なものであり、引き続き皆さまの御理解と御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
公益財団法人福島県臓器移植推進財団
理事長 石龍 鉄樹